ホーム < 診療科・部門のご紹介 < 放射線科
放射線科(放射線室)
当院では放射線診断専門医のもと各種画像検査及び画像診断を行っています。
CT検査
X線を用いて人体の任意断面(輪切り)の画像を得る検査です。被ばくするデメリットはありますが、短時間(5~10分)で全身いたるところの画像情報が得られるため、診断→治療にいたる過程で重要な人体情報を得られる検査です。
またCT検査で得られたデータから3D画像を作ることも簡単にでき、様々な治療、手術の際に参照されています。
clear
MRI検査
強力な磁気と電波を利用してCTと同様に人体の任意断面の画像を得る検査です。CTではわからない病変や造影剤なしで血管を描出することができるなどCT以上の情報が得られる場合があり、CTと違い被ばくすることもありません。
ただし、一回のMRI検査にかかる時間がCTの4~10倍程度(20~60分)になり、手術で体内に人工の物(金属等)が入っているとMRI検査自体ができない場合があるなどのデメリットもあります。
clear
単純X線撮影検査(レントゲン検査)
昔から“レントゲン“と言われ馴染みのある検査です。骨折の有無や肺の状態、お腹のガスの様子などを見ることができます。
ちなみにレントゲンとは今から約120年前にX線を発見したレントゲン博士からきています。
clear
マンモグラフィー検査
乳房のX線撮影検査のことで一般のX線撮影とは異なる波長・エネルギーを使うため専用の撮影装置を使い、乳房を圧迫して内部組織を広げる必要があるため特殊な撮影台を使用します。
独特な撮影のため撮影技術や読影には訓練が必要とされ、技術を身に着けた者には認定資格が与えられています。当院では認定資格をもった女性技師が撮影しています。
clear
透視検査
X線透視装置を使った様々な撮影です。特に消化管の検査をする際はバリウム造影剤を用いてふつうは観察が難しい消化管を見えるように写し出すため“バリウム検査”という呼び方が定着しています。
clear
骨密度測定検査
微弱なX線を照射することによって骨密度量を測定する検査です。写真ではなく測定値をもとに骨折、骨粗鬆症などのリスクがどのくらいあるかを判定します。
当院では寝た状態で腰と股関節の骨折好発部位での測定が主に行われています。全国的にみると超音波を使った測定やX線写真を撮影して測定するやり方など施設により違いがあります。骨塩測定、DXA(DEXA、デキサ)法と呼ばれることもあります。
clear